リフォームは高額だし考えている予算で足りるかな?
相場が知りたいけど、情報が多くてわからない・・。
リフォームは決まった金額がない買い物なのでこのように不安に思うことが多くないでしょうか?
相場がわからないと‥
- 知らずに高いリフォーム代を払ってしまう
- 安いので契約したが、手抜き工事されていた
なんて事になりかねません。
実際に住宅リフォーム紛争処理支援センターへのリフォームトラブルに関する相談件数も年々増加傾向にあり、苦情の相手方の93.6%がリフォーム業者という悲惨な現状です。
(こちらの記事に詳しいデータを掲載しています▶業者選びの重要性)
ですから、業者を見きわめる上でも相場を知ると言うことはすごく大事なのです。
相場を知ることで、「不当に高い見積もり」「契約させるための安い見積もり」が見抜け、悪質な業者をさけることができます。
さらに、相場を知っておけば上手に費用をおさえることもできます。
実際に筆者もリフォーム時に、当初の見積もりと比べ120万円抑えてリフォームすることができました!
見積もりでそんなに差がでるの!?
どうすれば相場が分かり、費用を抑えられるの?
結論から言うと以下の3点です!
- 数社から相見積もりをもらう
- 見積もりの中身を理解する
- 見積もりを比較する
これだけではざっくりし過ぎてわかりにくいので、この記事では「しっかりと適正価格を知り、上手に費用を抑える方法」を実体験も交えて解説していきます!
家のリフォーム費用の相場を知るためにするべきこと
リフォームは家の形状や材質、リフォームしたい場所や範囲もぞれぞれ違い、決まった価格がつけられません。
ですから、業者にリフォーム箇所をチェックしてもらい見積もりをもらうことが相場を知るための第1歩となります。
2~4社見積もりを出してもらって比較する
見積もりは1社ではだめなの?
ダメではないのですが、最低でも2社以上比較しないと相場が分からないんです。
見積もりを2~4社比較することで「何がどう違うのか」比べることができるので、「安すぎる見積もり」「不当に高い見積もり」を見分けることができます。
以下の表をご覧ください。
A社 | 460万 |
B社 | 310万 |
C社 | 360万 |
D社 | 340万 |
4社から見積もりを取り比較してみると、どうですか?
他の3社より、A社の見積もりが飛びぬけて高いことがお分りいただけるかと思います。
もし、A社のみしか見積もりを取らなければこの違いに気づくことができずに100万円以上も多く支払うことになってしまいます。
これが悪質な業者だった場合、手抜き工事をされたり、工事の途中で逃げられたりと実際にもそのような業者も存在するため国民生活センターも以下のようにリフォーム時は複数社から見積もりをとるよう注意喚起をしているほどです。
リフォームは大きな金額になります。
失敗をさけるためには、少し手間でも2~4社へ見積もり依頼し比較する価値はあります。
見積もり比較の重要性はわかったけど、数社に依頼するのも大変だし、そんなに知っている業者もいないし…。
それならリフォーム一括見積もり比較サイトを利用すると安心ですよ。
でも、リフォーム一括見積もり比較サイトって利用したことがないし、しつこい営業や、きちんとした業者を紹介してもらえるのか不安。
そうですよね。最近ではデジタル化が進み、リフォーム業界でも見積もりサイトの利用が主流となっている中、業者に丸投げする悪質なサイトも存在します。
けれども、健全なサイトは利用しない理由がないほど多くのメリットがあります!
当サイトで紹介しているサイトも筆者が実際に利用し、良さを感じたサイト、きちんと下調べしたサイトのみを紹介していますのでご安心ください。
私も実際に利用して120万円抑えることに成功しました!
実は、先ほど例にした見積もり表「A社:460万」「D社:340万」は実際に私がいただいた見積もりの金額を反映させていました。
2年前のこととあり、契約したD社の書類以外は破棄してしまいA社見積もりを掲載することができませんが、A社も大手の健全な会社ではありましたが、他のどの見積もりよりも高く(中間マージンが発生するため)同じ工事でもD社は自社施工ということもあり価格が抑えられ、同じ工事でも120万も違ってくることにとても驚き、見積もり比較でたくさんのメリットが感じられました!
当サイトで紹介しているリフォーム一括見積もり比較サイトは厳格な加盟店審査を行うサイトのみです。
ですから、加盟店が優良業者のみで安心。
自分で優良業者を探すには時間がかかり、見極めも必要ですよね。
見極めを間違えると悪質業者に当たるリスクもあります。
そんなことにならないよう、見積もりサイトを利用して近くの優良業者を探してみましょう!
おすすめのリフォーム一括見積もり比較サイトは?
おすすめはスーモリフォームです!
無理な営業がなく気軽に相談でき、希望すれば要望にマッチする業者も紹介可能、紹介後のサポート体制も万全なので安心して利用できます。
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- 中立的な立場のアドバイザーのサポートがあり安心
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かんたん3分依頼完了!相談のみOK
*リフォームは各自治体で補助金がありますが、毎年予算枠での先着順となります。見積もり比較や補助金情報など、早めに準備してお得にリフォームをしましょう!
他にもリフォームサイトはたくさんありサービスもそれぞれ異なります。ですので、自分に1番合うサイトを利用するとよいでしょう。
他のサイトと比較したい方こちらを参考にしてください。▶【2024】リフォーム一括見積もり比較サイトおすすめランキング
見積もり費用の中身を知ろう!
もう見積もりを出してもらっている人も、これから出してもらう人も、見積もりの内訳を知ることで「何にいくらかかるのか」理解でき、費用をおさえるポイントが分かります。
内訳は大きく分けて3つ
①材料費
キッチン、お風呂、壁紙、などの設備や物資の費用になります。
- 建材費:壁材、床材、天井材、屋根材などの基本的な建築材料
- 仕上げ材費:タイル、フローリング、壁紙、ペンキなどの仕上げに使う材料
- 設備費:キッチン、バスルーム、トイレなどの設備やその部品
- 配管・電気工事費:水道管、ガス管、電気配線などの材料費
- 窓・ドア費:窓枠、サッシ、ドア、ドアノブなどの開口部関連の材料
- 断熱材費:断熱材、防音材などの材料
- 金物費:釘、ビス、金具、取っ手などの小さな部品
- 塗料・接着剤費:塗料、接着剤、シーラントなどの補助材料
材料費は見積もりの中でも1番比較しやすい項目です。
➁工事費
取付費、電気工事費、板金工事費、養生工事費などの人件費にあたります。
- 解体・撤去費用:既存の構造物や設備を取り壊し、撤去するための費用
- 基礎工事費用:基礎部分の補強や修繕、改築にかかる費用
- 木工事費用:構造体の建て替え、補強、内装の造作などの費用
- 設備工事費用:電気、ガス、水道の配線・配管工事や設備の設置費用
- 内装工事費用:壁、天井、床の仕上げ工事やクロス貼り、塗装工事の費用
- 外装工事費用:屋根や外壁の修繕、塗装、張り替え工事の費用
- 防水工事費用:防水シートの設置やシーリングなど、雨漏りを防ぐための費用
- 窓・ドア工事費用:窓やドアの取り付け、交換にかかる費用
- 設備機器設置費用:キッチン、浴室、トイレなどの設備機器の設置費用
- 塗装・仕上げ工事費用:外壁や内壁、屋根などの塗装や仕上げの費用
- 廃材処理費用:工事で出た廃材やゴミの処理にかかる費用
- 管理費用:工事全体の管理、監督にかかる費用
- 諸経費:その他、予備費や事務費用など
工事費は、業者により価格設定が異なる部分ですが、それほどの違いはない部分です。
③諸経費
書類代、現場監督費、通信費、交通費、車両費などです。
- 設計費用:リフォームプランの作成や図面の作成にかかる費用
- 管理費用:工事の進行管理や現場監督の費用
- 事務費用:事務処理、書類作成、申請手続きなどにかかる費用
- 交通費:現場までの移動にかかる交通費用
- 通信費:電話、メール、ファックスなどの通信にかかる費用
- 保険費用:工事中の事故や損害に備えるための保険料
- 消耗品費:現場で使う消耗品や工具の費用
- 福利厚生費:作業員の福利厚生にかかる費用
- 仮設工事費:足場の設置や仮設トイレ、仮設電気などの費用
- 清掃費用:工事後の現場清掃や廃材の処理にかかる費用
- 予備費:予期せぬ事態に備えるための予備的な費用。
これらの諸経費は、リフォーム工事をスムーズに進めるために必要な費用で、業者により一番違いの出る項目です。
材料費+工事費+諸経費=リフォーム費用
このような項目を合わせたものがリフォーム費用となっています。
もし見積もり比較し、他社より高い場合は上の3項目を考えながら以下のことをチェックしてみましょう。
- 設備などグレードが高いもので計算している
- 施行面積や数量が他社より多い
- 諸費用が高く設定されている(全体の10%~15%が目安です)
詳細項目をチェックすると、違いの理由が見えてきます。
見積もりが理解できるようになると、違いの理由が分かり、価格交渉もしやすくなります。見積もりをもらったら確認し、わからないことは担当者に尋ねましょう。
注意するポイント
- 施行面積や数量は適当か(他社よりかなり多いとか一式などのまとめ書きは注意!)
- 諸費用は適当か(全体の10%~15%が目安です)
- 見積もりは丁寧で詳細か
見積もりは業者により様々で、しっかりした業者は見積もり1つ1つに丁寧さが感じられます。
その反対に、「一式」といったまとめ書きばかりで、具体的に何にいくらかかるのかが全く分からない見積もりを出す業者もあります。
上記の注意ポイントを確認しながら、ひどい見積もりの業者は見送る方が賢明です。
次はざっくりとですが、場所別での相場を見ていきましょう。
リフォーム費用 場所別の相場
キッチン
50万~200万
設備のグレードで金額にかなりの差が出てきます。メーカーやグレードを指定していない場合は見積もりに入っているグレードの確認をしてみてください。
浴室
50万~150万
バスタブのみの交換や、昔タイプのお風呂からユニットバスへの交換の場合など、工事内容で費用が変わってきます。
トイレ
10万~100万
一般的なトイレ交換のみから、今どきのハイグレードのトイレへ交換や床、手すり、壁紙などの工事も加わると費用も上がります。
洗面所
15万~50万
グレードや幅や大きさの違いで費用が変わってきます。
水まわりの詳細な費用相場は下記の記事で解説していますので参考にしてください。
リビング・ダイニング
30万~450万
部分的で小規模のものや、今流行りの間取り変更のような大規模工事まであり工事内容で費用に差が出てきます。
フローリング
10万~60万
面積やフローリングの材質により費用が変わってきます。
外壁
50万~200万
施行面積や塗料のグレードで費用が変わってきます。
屋根
50万~150万
外壁と同じで施行面積や塗料のグレードで費用が変わってきます。
リフォーム費用をおさえる方法!6選を紹介!
①設備のグレードを落とす
場所別の相場で見たように、工事内容で費用がかなり違ってきます。
設備や材質のグレードが違うだけで費用もかなり違ってきます。
そこで、費用を少しでもおえるためのポイントが設備のグレードを落とすことです。
これがいい!というお目当てのものが特にない場合は、グレードを見直してみると費用をおさえることができます。
ハイグレードのものは質や機能が良いですが、そこまでのこだわりがなくたくさん機能が付いていても使いこなせないという方も多いと思います。
そういう方はグレードを見直すと費用をおさえることができおすすめです。
ここで注意しておきたいことは、
家の性能に直接影響する塗料などの材質はグレードを下げればいい、ということではありません。いい塗料の方がもちがよく、ながい目で見るとコストパフォーマンスに優れていたりします。
安かろう悪かろうでせっかくのリフォームが台なしになってしまっては元もこもありません
材質はあまり落とさずに設備など家に直接影響のない部分でおさえていくようにしましょう。
➁まとめて施行する
「外壁と屋根」や、「キッチンとお風呂とトイレ」の水回り一式、などまとめてすることで安くすませることができます。
外壁塗装は足場が必要です。屋根の塗装も足場が必要です。
これを1つ1つ違う時期にすれば足場代×2になってしまいますがまとめてすると足場代×1ですませることができます。
水回りも1つ1つするよりまとめてした方が工事代、人件費がおさえられます。
そして、水回り設備はセットで割引していることが多いのでそこでも抑えられ一石二鳥です。
③リフォーム補助金・助成金を利用する
耐震・省エネ・エコ・介護のためのバリアフリー化関係は各自治体で補助金が出る場合があります。
予算に限りがあるので、リフォームを検討しているのなら早めにリフォーム会社の担当に確認するか、各自治体のHPで確認しておきましょう。
補助金・助成金の種類や詳細は下の記事に書いていますので参考にしてみてください。
④リフォームの目的を明確化しておく
リフォームをなぜしたいのかという目的を明確化しておくことが大事です。
リフォームはこだわり始めるとキリがありません。
そして、目的を見失ってしまうとあれもこれもと施工する箇所が増え費用もかさんでいってしまいます。
最小限で最大限満足を生むリフォームをするためには、リフォームで重視するものに優先順位をつけることが大切です。
- コスト重視
- デザイン・クオリティ重視
- 趣味重視
- 場所重視
どこに重きをおくかを考え優先順位をつけてリフォームをすすめましょう。
費用がかさむ場合は、優先順位が低い場所を削減するか、次回に考えて優先順位が高い箇所からリフォームすることで満足度の高いリフォームが実現できます。
⑤業者の種類では中間マージンが抑えられる
リフォームを依頼する業者によって費用も変わってきます。
なぜかというと、費用の中に中間マージンというものが発生している業者もいるからです。
業者の種類や業種ごとのメリット・デメリットについては下の記事に6種類の業者の特徴を詳しく書いていますので参考にしてみてください。
大手のハウスメーカーなどは下請けに工事依頼をするため中間マージンが多くかかってきます。
中間マージンをなるべく抑えたい方は、職人さんにや工務店などに依頼するなど工夫することで抑えることができます。
⑥インターネットで設備を検索する
見積もりに載っている設備型番をもとにインターネットで検索してみると市場での価格がわかりおすすめです。
ただし、設備は業者によって仕入れ値が違うのであまり値引きができない業者もいます。
そういう業者はその分工事費を安くしていたりするので設備費だけでなく見積りのトータルで見て交渉するとよいでしょう。
気を付けること
忘れがちな費用
- 大規模リフォームの場合・・・引っ越し代・設計費・仮住まい・駐車場代・確認申請費・印紙代などが別途かかることも頭にいれておきましょう。
- 新しく備え付けた後に出る、古い設備の処分量は見積りに入っているか忘れずに確認しましょう。
処分量が別途必要な場合もあります。見積りをもらったら確認を忘れないようにしましょう。
リフォームの相場を知り賢くお得にリフォームしよう!
リフォームは相場を知らないと、不当に高額な費用を支払ったり、悪質な業者と契約して手抜き工事をされる可能性があります。
大切なお金や家へのリスクを減らすために、少し手間はかかりますが必ず複数の見積もりを比較しましょう。
リフォームは高額になるため、比較することは手間をかける以上の価値があります。
そして、見積もりの中身をきちんと把握し、設備のグレードなど抑えられる部分があれば工夫次第で削減することができます。
また、業者の種類により、ハウスメーカーは高額だが保証が充実、工務店は安価だがサポートが限られるという特徴があり、選ぶ業種によって費用がかなり異なります。
自治体のリフォーム補助金・助成金なども活用できるので、これからのリフォーム計画に積極的に取り入れましょう。
素敵なリフォームになることを願っています。
業者選びに悩んでいる方は、無料のリフォーム会社一括見積もり比較サイトを利用することで解決できます!
家にいながらエリア内の優良業者にまとめて依頼できるので、非常に便利です。
筆者も120万円抑えてリフォームすることができました。
かんたんな入力で相場がわかるので、ぜひ活用し、賢くリフォームしていきましょう!
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